はじめに
オフィスのWi-Fi環境が整っていないと、業務効率の低下だけでなく、セキュリティリスクにも直面する可能性があります。特に中小企業では、適切な対策を取らずにWi-Fiを運用しているケースが多く、不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。
本記事では、中小企業が知っておくべきWi-Fiセキュリティのポイントと、具体的な対策について解説します。
オフィスWi-Fiにおける主なセキュリティリスク
1. 不正アクセス
- Wi-Fiのパスワードが弱く、外部から簡単に侵入される
- 社内ネットワークと来客用ネットワークが分離されておらず、情報が漏れやすい
対策
- WPA3対応のアクセスポイントを導入し、最新の暗号化技術を使用する
- 社内ネットワークとゲスト用ネットワークを分離して運用する
- MACアドレスフィルタリングを設定し、許可された端末のみ接続できるようにする
2. なりすましアクセスポイント(Evil Twin Attack)
- 会社のWi-Fiと同じSSIDを持つ偽のアクセスポイントを外部から設置されることで、従業員が誤って接続し情報が盗まれる
対策
- SSIDのステルス化(非公開設定)を有効にする
- WIDS(ワイヤレス侵入検知システム)を導入し、不審なアクセスポイントの検出を行う
- エンタープライズ認証(証明書ベースの認証)を導入し、不正なWi-Fi接続を防ぐ
3. パスワードの漏洩・使い回し
- 従業員がWi-Fiのパスワードを外部に漏らす
- 過去に流出したパスワードをそのまま使用し、セキュリティリスクが高まる
対策
- 証明書方式によるWi-Fi認証(RADIUSサーバーを利用)
- 定期的なWi-Fiパスワード変更(ただし負担が大きい場合は証明書方式が望ましい)
- 従業員向けのITセキュリティ教育を実施し、情報漏洩を防ぐ
4. IoT機器のセキュリティ対策不足
- 監視カメラやプリンターなど、Wi-Fi接続されたIoT機器がサイバー攻撃の標的になる
対策
- IoT専用のネットワークを構築し、業務用ネットワークとは分離する
- 最新のファームウェアにアップデートし、既知の脆弱性を解消する
- 不要なポートや機能は無効化する
オフィスWi-Fiセキュリティを強化する具体的な方法
1. エンタープライズ向けWi-Fi認証を導入
- RADIUS認証(証明書ベースのWi-Fi接続)を導入し、不正アクセスを防ぐ
- 個人ごとにWi-Fi接続権限を管理し、退職者のアクセス権を迅速に削除できる仕組みを整備
2. ゲスト用Wi-Fiと社内ネットワークの分離
- VLAN(仮想LAN)を設定し、来客用Wi-Fiと業務用ネットワークを完全に分離
- ゲスト用ネットワークには接続時間制限を設ける
3. VPN(仮想プライベートネットワーク)の活用
- 社外からのリモートアクセスにはVPNを利用し、データ通信を暗号化
- ゼロトラストセキュリティの考え方を取り入れ、アクセスを厳格に制御
4. ネットワーク監視とログ管理
- ネットワークのアクセスログを記録・監視し、不審なアクセスを即座に検知
- IDS(侵入検知システム)やIPS(侵入防止システム)を導入し、セキュリティ強化
まとめ
本記事では、オフィスWi-Fiのセキュリティリスクとその対策について解説しました。
主なセキュリティリスクと対策
- 不正アクセス → WPA3対応・MACアドレスフィルタリング・ネットワーク分離
- なりすましアクセスポイント → SSID非公開・WIDSの導入・Wi-Fi環境の定期スキャン・証明書認証導入
- パスワード漏洩 → 証明書方式によるWi-Fi認証・従業員教育
- IoT機器のセキュリティ対策 → IoT専用ネットワーク構築・ファームウェア更新
Wi-Fiセキュリティ強化の方法
- エンタープライズ向けWi-Fi認証(RADIUS)を導入
- ゲスト用Wi-Fiと社内ネットワークを分離
- VPNを活用し、外部アクセス時のセキュリティを確保
- ネットワーク監視とログ管理の徹底
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- WPA3・証明書方式認証による安全なWi-Fi環境構築
- ゲストネットワークの分離とVLAN設定
- VPN・ファイアウォールによるセキュリティ強化
- ネットワーク監視とトラブル対応サポート
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